食事に含まれる栄養素が
気分に影響を与える可能性があることをご存知ですか?
うつ病は栄養不足が原因ともいわれています。
コエンザイムQ10については
最近よく耳にすることがあるのではないでしょうか。
コエンザイムQ10は体内で自然に生成される強力な抗酸化物質ですが、
年齢を重ねるにつれて生成される量が減り、
必要量とされる量を得るのが難しくなっています。
コエンザイムQ10はサーモンにも含まれていますが、
少量のため、人が必要とする量を食事から摂ることは
ほぼ不可能といえるでしょう。
コエンザイムQ10はうつ病など、
たくさんの病気に効果があることは聞いたことがあると思います。
うつ病には様々な状態があり、
誰にでも起こりうるような軽い症状、
たとえば、ちょっと気分が落ち込んでしまったり、
弱気になったり、引きこもったり、
人に会いたくないなどといったことを経験したことがあるかもしれません。
興味深いことに、コエンザイムQ10はコエンザイムQ10単体では、
それほどの効果を発揮することができません。
コエンザイムQ10の働きは車のエンジンのように、
体内で処理されたエネルギーの生成を開始し、
それを続けることから、細胞の「スパークプラグ」と呼ばれています。
しかし、車やスパークプラグと同様に、
コエンザイムQ10が実際にその効果を発揮するには他の要素が必要です。
たとえばコエンザイムQ10とビタミンEと組み合わせると、
脳細胞を若返らせ、うつ病と闘い、
アルツハイマー病の進行を遅らせることができるようになります。
また、オメガ3が不足することにより、
うつ病になる可能性が高まります。
脳は60%が脂肪組織で構成されています。
オメガ3は必須脂肪酸で、
脳が正しく機能するためには必要不可欠の栄養素です。
現代の食生活にはオメガ 3 が不足しており、
うつ病の驚くほど大きな原因の一つとなっています。
ビタミンEとオメガ3はネオパックに含まれており、
コエンザイムQ10 はネオスプリングに含まれています。
両方を合わせて摂ることにより、
うつ病により効果が期待できます。
コエンザイムQ10は1957年ウイスコンシン大学の
クレイン博士により最初に発見されました。
彼は、牛の心臓のミトコンドリアから、
この未知の物体を単離させることに成功しました。
のちにコエンザイムQ10を抽出する方法が確立され、
ある日本企業にその技術が譲渡されました。
この会社が自然のCoQ10を発酵させ、
より低コストで製造する方法を開発しました。
1965年、ある日本人の医師が
コエンザイムQ10を心臓疾患の治療に用い、
治療を成功させたことで、コエンザイムQ10は
今日、世界的に、鬱病やアルツハイマーを含む、
様々な病気や症状の治療に使用されるようになりました。